英語演劇・清泉フリンジ『十二夜』

新年おめでとうございます。

2023年が、皆様にとって、幸多き年でありますように。


昨年12月3日の英語英文学科主催第18回清泉フリンジ(英語演劇祭)で、後半の上級生演目としてウィリアム・シェイクスピア作 Twelfth Night 『十二夜』を上演致しました。『十二夜』の中から、新年にふさわしく、もっとも幸福な瞬間である「双子の再会」のシーンを中心に、舞台写真をアップ致します。

※本番の上演のみ、マスクを外しました。それ以外の時間帯では、一番下の集合写真を撮る瞬間のみ、マスクを外しました。


オープニング

If music be the food of love, play on

音楽が恋をはぐくむ食べ物なら、続けてくれ。


こちらは、物語の舞台イリリアの沖合を進む一艘の船と海上の嵐を全員のマイム(動き)で表現したシーンです。写真では到底撮りきれないスケールで展開された照明美術、嵐から船上舞踏会そして難破へと移り変わっていくダイナミックな音響の中で、客席を含む講堂内の空間全体が蒼い大海原となった瞬間をとらえました。

Viola: Disguise, I see thou art wicked.

ヴァイオラ:変装か、なんて罪作りなんだろう。

以下はそれぞれ物語の中の有名なシーンです。どのシーンか想像しながらお楽しみ頂ければ幸いです。

クライマックスシーンである双子の再会シーンには、「幸福」の光合成ができそうな、黄色い光が満ちました。


下の写真は、講堂の外通路から窓と音響ブース越しに学生が撮った、リハーサル時の再会シーンです。

Thrice welcome, drowned Viola!

「よく生きていたね、海に呑まれたヴァイオラ!」

ラストシーン、フェステの唄

上演後の集合写真

当日ご来場頂き、感染予防にもご協力を頂きました290名の観客の皆様、応援して頂いた皆様、誠にありがとうございました。


キャストとスタッフ:「演劇基礎演習」「演劇演習」履修学生38名

照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd)

音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)

写真:クリストファー・ベイン(英語英文学科教員)

VERITAS et CARITAS

SEISEN UNIVERSITY Department of English Language and Literature Official Blog / Digital Archive